Freezing Medium for human ES/iPS Cells (DAP213)

製品分類 : ヒトES/iPSC-培養試薬

Freezing Medium for human ES/iPS Cells (DAP213)

ヒトES細胞、ヒトiPS細胞凍結保存液 (DAP213)

【特徴】

  • 一般的な保存液と比較して著しく高い生存率で凍結保存が可能です (解凍後3~4日後には継代が可能)。
  • 細胞は液体窒素で急速凍結 (ガラス化法) させるため、プログラムフリーザーが不要です。
  • 凍結細胞は、-135℃以下のフリーザーで長期保存が可能です。
  • 血清は不含です。
  • ロットの品質試験を行っておりますので、安心してお使いいただけます。
※保存温度:-80℃

概要

ヒトES/iPS細胞用 剥離液 (CTK溶液)

リプロセルの凍結保存液は、京都大学 中辻 憲夫教授 (iCeMS)・末盛 博文准教授 (再生医科学研究所) により開発されたものであり、ヒトES、ヒトiPS細胞の凍結保存方法 (ガラス化法) のための専用の組成になっています。本保存液を用いて液体窒素で急冷することにより高い生存率得ることができます。本保存液およびガラス化法を含むヒトES細胞、ヒトiPS細胞の凍結保存方法の特許はリプロセルが保有しており、「Freezing Medium for human ES/iPS Cells」として販売しております。また、これら凍結保存方法は、ヒトES細胞、ヒトiPS細胞のゴールドスタンダードとしても広く使われています。
ヒトES細胞、ヒトiPS細胞を凍結保存する際にDMSO等一般的な凍結保存液を用いると生存率は1パーセント未満と著しく低下します。本製品を用いることで10%程度の高い生存率での凍結保存が可能になります。

データ

図:当社凍結保存液と10% DMSO溶液を用いた際の凍結保存効率の比較
図:当社凍結保存液と10% DMSO溶液を用いた際の凍結保存効率の比較

製品リスト・価格

品番 製品名 希望小売価格(税抜)
RCHEFM001 Freezing medium for human ES/iPS cells(25 mL) ¥16,500

データシート

製品安全データシート

操作動画

1. ヒトiPS細胞の形態

ヒトiPS細胞の培養方法を動画で解説しています。

2. フィーダー細胞の播種方法

iPS細胞の培養に使用するフィーダー細胞は、その播種密度が重要になります。3×104細胞/cm2が目安になります。

3. ヒトiPS細胞の継代方法

Dissociation Solution for human ES/iPS Cells (CTK溶液) を用いることで、高生存率かつ簡便な継代が可能になります。ピペッティング操作だけで、適度な大きさのコロニーにほぐれ、そのまま継代できます。通常3-4日に1回、継代を行います。

4. 細胞の凍結保存方法と融解方法

Freezing Medium for human ES/iPS Cellsを使用し、ガラス化法で凍結することで、高い生存率での凍結保存が可能になります。ガラス化法とは、細胞を液体窒素で急速凍結する方法で、細胞へのダメージを最小限に抑えます。また、融解時も、温めておいた培養液を凍結細胞に直接加えることで急速解凍を行います。凍結・融解の作業に時間がかかると、生存率が低下するのでご注意ください。

論文・発表

  • Saeki, Kumiko. “Feeder-Free Culture for High Efficiency Production of Subculturable Vascular Endothelial Cells from Human Embryonic Stem Cells.” Human Embryonic and Induced Pluripotent Stem Cells. Humana Press, (2012):77-294.
  • Toyoda, Masashi, et al. “Generation of Induced Pluripotent Stem Cells from Human Amnion Cells.” Human Embryonic and Induced Pluripotent Stem Cells. Humana Press, (2012): 249-264.
  • Akasaka, Tsukasa, et al. “Maintenance of hemiround colonies and undifferentiated state of mouse induced pluripotent stem cells on carbon nanotube-coated dishes.” Carbon 49.7 (2011): 2287-2299.
  • Kumazaki, Tsutomu, et al. “Establishment of human induced pluripotent stem cell lines from normal fibroblast TIG-1.” Human cell 24.2 (2011): 96-103.