Maestro

初期費用を抑えて簡単インストール / がん研究に最適

     MAESTRO Z  Axion

 Maestro Zの紹介動画(YouTube)



 MAESTRO Zの特長


 Point 1  リアルタイム、ラベルフリーで細胞傷害性を経時的に測定

従来(MTTアッセイ等)の測定では、測定毎にウェルを使用するため、同一の細胞を継続して測定できないことと、一度に多くのデータを取得できないことが大きな課題でしたが、Maestro Zを用いることで、これらの課題が克服できます。Maestro Zは、ラベルフリーで細胞の増殖をリアルタイムに測定し続けることができ、長期間(~週)にわたり同一ウェル内の細胞の挙動を測定できます。この結果、ウェル間差なく連続したデータを取得することができます。また、Maestro Zは、96ウェルフォーマットを使用し、一度に多くの試験を実施することができます。

Maestro Zで取得できるデータの模式図
同一ウェルを継続して長時間測定でき、一枚のプレートで多くの条件を設定できます(下図)。



従来試験(MTTアッセイ等)で取得できるデータの模式図
データ取得の際に各ウェル内の細胞を使用することから、経時変化を測定するためには多くのウェルを準備する必要があります(下図)。このように多くのウェルを準備しても、同一のウェル(細胞)を継続して測定することはできず、ウェル間差による誤差が生じます。

 Point 2  インキュベータ機能内蔵、ボタン一つで簡単測定

Maestro Zはボックス型の装置となっていて、本体で温度、CO2が自動制御されます。そのため、他の機器でみられるように、専用のインキュベータを準備し、その中に機器本体を入れる必要がありません。細胞を播種した専用プレートををセットするだけで、すぐに測定が開始できます。
機器の制御およびデータ解析のためのソフトウェアも付属しているので、細胞調整から測定・データの解析まで一貫して非常にスムーズです。


 Point 3   実験室を離れてもリモートでデータを常時確認


インターネットを通じて、データがリアルタイムに専用アプリ(Maestro Z App)へ転送されます。リモートでデータを確認することで、研究室で待機することなく常時モニタリングできます。





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Axion
論文紹介

Maestroシリーズを使用している文献情報をお知らせします。

ウイルスによる細胞傷害性評価
  • Inhibitors of VPS34 and lipid metabolism suppress SARS-CoV-2 replication. BioRxiv, Posted July 20.
    Silvas JA, Jureka AS, Nicolini AM, Chvatal SA, Basler CF. (2020).
  •  製品仕様


    (1) Maestro Z

    Maestro Z
    製品番号
    対応プレート
    プレート自動認識
    自動温度コントロール
    自動CO2濃度コントロール
    記録帯域
    ダイナミックレンジ
    サンプリングレート
    接続方式
    内臓ハードディスク容量
    大きさ
    重さ
    MAESTRO96Z
    96-well
    +/- 5 mV at 1, 10, 41.5 kHz
    50-5k Ω
    1回/分(全ウェル)
    Ethernet (1 Gbs/s)
    0.5 TB
    218 × 413 × 225 mm
    (W × D × H)
    13.24 kg
    (2) 専用プレート(CytoVeiw-Z 96)

    Maestro Z用のプレートは96ウェル(左図)で、各ウェルの底面は透明(右図)なので、細胞の形態が観察できます。



    ウェル数
    入数
    製品名
    製品番号
    96
    5
    CytoView Z, 96-well impedance (5 plates)
    Z96-IMP-96B-5
    25
    CytoView Z, 96-well impedance (25 plates)
    Z96-IMP-96B-25
     

     T細胞によるがん細胞傷害性試験


      (1) グリオーマ細胞(U87 )の増殖によるインピーダンスの変化

      ヒトグリーマ細胞(U87細胞)を、3種類の播種密度(10,000, 25,000, 50,000細胞)で播種して、インピーダンスの変化を測定しました。細胞の増殖に伴い、培養プレート底面のインピーダンスが増加していきます。

      (2) 活性化T細胞の添加による細胞傷害性評価

      T細胞を添加していない条件では、継続してインピーダンスが増加していますが、活性化したT細胞を添加する(下記グラフの灰色の線)とU87細胞が攻撃され、インピーダンス値が減少します。このように、インピーダンス値を指標として、経時的にT細胞の効果を評価できます。



      3種類の播種密度(10,000, 25,000, 50,000細胞)で播種した細胞のそれぞれの条件で、活性化されたT細胞を添加しました。インピーダンス値が0になる点を100%のCytolisysとして、各条件での結果を表した(左図)。さらに付属ソフトを用いることでCytolisysが50%となる時間を求めてグラフが作成できます(右図)。


     ソフトウェア


    AxIS Z

    AxIS ZはMaestro Zを制御するソフトウェアで、プレートや実験条件の設定を行います。さらに各電極由来のシグナルをリアルタイムで確認しながら、データの取得ができます 。取得したデータを解析して、グラフ等を作成して、エクスポートまで対応しています。