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唾液でできる 男性更年期検査 3項目セット

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ストレスホルモン(コルチゾール)についての資料は、こちらをご参照ください。

テストステロンとは

テストステロンは、男性ホルモンの一種であり、男性では主に精巣と副腎で分泌されるホルモンです。女性でも卵巣と副腎で分泌されることが知られています。

このホルモンは、体内で非常に重要な役割を果たしています。特に、男性においてはその健康と活力を支える鍵となる存在です。

テストステロンは筋肉の増大、骨格の発達、性器の成熟、皮脂腺の肥大、体毛の増加、そして性欲や気力、集中力を保つために欠かせません。一般的に、男性にとって非常に重要なホルモンとされていますが、実は女性にも必要なホルモンであり、女性の健康にも多くの影響を及ぼします。

テストステロンの血中濃度は男性において一日の間で大きく変動し、朝に高くお昼前後から下がっていく傾向にあります。また、テストステロンは20代ごろにピークを迎え、年齢が上がるとともに下がっていきます。年齢がテストステロン低下の一番の要因ですが、それ以外にも環境の変化やストレス、食生活などの生活習慣もテストステロンの血中濃度に大きく関わっています。

テストステロン検査の対象としておすすめの方

テストステロン検査は、性欲の低下や筋力の低下、集中力の低下を感じる方、または性ホルモンバランスに不安を感じる方に特におすすめです。
これらの症状は、テストステロンの早期減少や異常を示唆している可能性があるため、早めに検査を受けることで、適切な対策を講じることができます。

トレーニングを行っている方にも、体づくりの指標としてテストステロンをモニタリングすることは有効です。

また、テストステロンの濃度は朝一番に最も高くなるため、検査は朝に行うことが推奨されます

テストステロン検査は、体内のホルモンバランスを知るために非常に重要です。
検査を通じて、テストステロンの不足や過剰を早期に発見し、適切な対策をとることが可能になります。
たとえば、医師の指導のもと、テストステロン補充療法を行うことで、ホルモンバランスを正常に保つことができます。
定期的な検査を行うことで、生活習慣の改善や適切な治療を行い、健康を維持するための情報を得ることができます。

▼ドラッグストアで取り扱っているホルモン補充剤もあるようです。

コルチゾールとは

コルチゾールは、副腎皮質から分泌されるホルモンです。 
身体のエネルギー供給を確保し、炎症を抑え、免疫反応を調整する役割を持っています。また、主にストレス反応に関与するホルモンでもあります。 

そのため、適切なレベルのコルチゾールは健康維持に不可欠です。しかし、分泌が過剰になったり、あるいは不足したりすると健康に悪影響を及ぼす可能性があります。 

コルチゾールの分泌量は、年齢や性差による変動はみられません。
しかし、1日の中で早朝には高く、夜間には低い値を示します。 

コルチゾールが分泌される順序

コルチゾールの分泌は、視床下部-下垂体-副腎皮質系(HPA系)と呼ばれるメカニズムによって制御されています。 

まず、ストレスを感じると視床下部から副腎皮質刺激ホルモン放出ホルモン(CRH)が分泌されます。 

それにより、下垂体から副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)が放出され、副腎に信号が送られ、最終的にコルチゾールが分泌されます。 

このプロセスはとても迅速に起こり、体がストレスに対処するための準備を整えます。 

コルチゾールが高い/低い時のサイン 

コルチゾールのレベルが高い状態が続いている場合、体重増加、特に顔面や腹部の脂肪増加、筋肉の減少、高血圧、免疫力の低下、不眠などの症状が現れます。 

一方、コルチゾールのレベルが低すぎる状態が続いている場合は、疲労感、低血圧、体重減少、食欲不振、筋力低下などの症状が見られます。 

テストステロンとコルチゾールの関係性 

一般的に、テストステロンが上がるとコルチゾールは下がり、テストステロンが下がるとコルチゾールは上がるため、両者の間には相関関係があるとされています。これは、テストステロンが下がる要因の一つとしてストレスの増加があり、そのストレスの増加によってストレス応答ホルモンとも呼ばれるコルチゾールの分泌につながるからです。

テストステロンとコルチゾールをセットで検査することで、自分のストレスレベルと男性ホルモンレベルを同時に把握して、今後の生活方針や治療方針の目安にしてみてください。 

メラトニンとは

メラトニンは主に脳の松果体(しょうかたい)から分泌されるホルモンです。トリプトファンという物質から、セロトニンを経てメラトニンが合成されます。
セロトニンとは、神経伝達物質の一種で、気分の安定や幸福感をもたらす役割があります。また、昼間の覚醒状態を維持するのに重要です。このセロトニンが夜になるとメラトニンに変換され、睡眠を促進します

メラトニンの役割

ここでは、メラトニンの乱れによる健康リスクのチェックがなぜ必要なのかについて説明します。

<メラトニン分泌の乱れが引き起こす健康リスク>

① 睡眠のために体内時計を調節する

体内時計(概日リズム)を調整する重要な役割を担います。特に、夜間に分泌が増加し、眠気を誘発することで睡眠をサポートします。
メラトニンは日中にはほとんど分泌されず、夜間にピークに達する「日内リズム」に影響されるホルモンです。したがって、体の睡眠と覚醒リズムに深く関わり、体内時計や概日リズム(サーカディアンリズム)をコントロールする役割を果たします。

さらに、午前中には「幸福ホルモン」として知られるセロトニンが活発に合成されることで体内時計がリセットされ、1日のリズムを整えます。 そして、午後から深夜にかけてセロトニンを材料としてメラトニンが徐々に合成され、体内濃度が上昇します。これにより、夜間の深い眠りを促進します。

②     女性ホルモンとの関連

メラトニンは、女性ホルモンとも相互作用することが示唆されています。メラトニンは、エストロゲンやプロゲステロンといったホルモンの分泌に影響を及ぼすとされています。月経周期の開始と期間、さらに閉経時期の調整に役立つようです。
また、メラトニンの分泌量は年齢とともに減少し、更年期の症状やホルモンバランスの乱れに関連することが示唆されています。さらに、メラトニンは抗酸化作用を持ち、細胞の老化を抑制する効果も期待されています。

③     認知機能

メラトニンは、以下のように認知機能と関連していることが報告されています。

・脳の健康と保護

メラトニンは強力な抗酸化作用を持ち、脳細胞を酸化ストレスから保護します。こうした役割によって、アルツハイマー病やパーキンソン病といった神経変性疾患のリスク低下にも役立つ可能性があります。

・記憶力と学習能力のサポート

十分な睡眠が記憶の定着や学習能力に重要であることはよく知られていますが、メラトニンは睡眠の質を向上させることで間接的にこれらの機能をサポートします。また、概日リズムの調整によって、昼間の集中力や作業効率の向上にも繋がるようです。

・加齢による認知機能の低下の抑制

メラトニンの分泌は加齢とともに減少し、認知機能の低下や睡眠障害と関連することが示唆されています。適切なメラトニンバランスが高齢者の認知機能を維持し、質の高い睡眠を促進する可能性があります。

メラトニンのバランスが乱れると

メラトニンの分泌が低下すると、以下のような健康リスクが増加する可能性があります。

① 睡眠障害

不眠症や睡眠の質の低下に直接関係します。

② 体内リズムの乱れ

不規則な生活習慣やシフトワークにより、体内時計が狂い、メラトニンの分泌も不規則になることで、慢性的な疲労感や集中力の低下を招く恐れがあります。

③ メンタルヘルスへの影響

十分なメラトニンが分泌されないと、抑うつ症状や不安障害が増加する可能性も指摘されています。

メラトニンのバランスが乱れる原因と対策

① 夜間に光やブルーライトを浴びすぎる

     スマートフォンやPCの普及により、画面の光を浴びることでメラトニンの分泌が抑制されることがあります。これにより、現代人はメラトニン分泌が乱れ、睡眠トラブルを抱えることが増えています。
対策としては、寝る1~2時間前にはスマートフォンやPCを使用しないようにします。やむを得ず使用する場合は、ブルーライトカット機能を使用するなど、対策を考えましょう。

② 不規則な食事習慣

メラトニンの生成には、セロトニンが材料となります。セロトニンの合成には、トリプトファン(アミノ酸)やビタミンB6、マグネシウムが必要です。
バナナ、アーモンド、豆類、魚(特にサケやマグロ)など、トリプトファンを多く含む食品を摂取すると良いでしょう。また、バランスの良い食事を心がけると良いでしょう。

③ 運動不足

適度な運動は、体内時計をリセットし、メラトニンの分泌を整える助けとなります。
対策として、日中に軽いウォーキングやヨガ、ストレッチなどを取り入れることで、体内リズムが整いやすくなります。ただし、就寝直前の激しい運動は避けましょう

④ 不規則な睡眠スケジュール

不規則な生活リズムは、メラトニン分泌を乱す大きな原因です。特にシフト勤務や夜更かしはリズムを崩しがちです。
毎日同じ時間に寝起きする習慣を心がけ、可能であれば日中に少しでも太陽光を浴びるようにしましょう。太陽光はセロトニン分泌を促し、夜間のメラトニン生成を助けます。

<検査を推奨される方>

特に以下のような状況の方は、メラトニン分泌のチェックしてみても良いでしょう。

  • 睡眠に問題があると感じる方
  • 日中の集中力や生産性が低下している方
  • シフトワークを行っている方、または不規則な生活習慣を持つ方
  • 慢性的なストレスや抑うつ傾向を感じている

自宅でメラトニン検査を行うメリット

それでは、ここでは自宅でメラトニン検査を行うメリットについて解説します。

①日内変動に対応できる

メラトニンは日中には分泌が少なく、夜間に多く分泌されるホルモンであるため、分泌のピークタイミングを正確に測定するためには、決まった時間での検査が理想的です。

しかし、クリニックでの検査では、タイミングが合わずデータを得るのが難しいことがあります。
一方で郵送検査なら、自分のライフスタイルに合わせて、適切な時間に検体を採取することができます。

②病院受診のきっかけになる

自宅で手軽に検査を行うことで、睡眠の質や健康状態に問題があるかを早期に検討でき、必要に応じて病院での専門的な診断や治療を受けるきっかけになります。
このように、病院に行く前に自己管理できる点が、郵送検査の大きな利点です。

③生活習慣を改善するきっかけになる

メラトニンの分泌状況を把握することで、自分の生活習慣を見直すきっかけとなり、睡眠環境やストレス管理、ブルーライトの減少などの対策を取る動機づけになります。

検査結果を目にすることで、より積極的に自分の健康を管理しようという意識が高まります。

④簡単かつ体に負担が少ない方法

唾液でできるメラトニン検査は、唾液採取するだけで簡単に実施可能です。痛みを伴わず、リラックスした状態で行えるため、多くの人が安心して利用できます。 ウェルミルの唾液でできる郵送検査では、検査結果をメールで受け取ることができ、結果に基づいて今後の対策や病院での診断を考える際の重要な指標となります。

参考文献

http://Understanding How Testosterone Affects Men | National Institutes of Health (NIH).

https://www.crc-group.co.jp/crc/q_and_a/177.html(シー・アール・シー)

メラトニン | e-ヘルスネット(厚生労働省)

Benloucif S, Burgess HJ, Klerman EB, Lewy AJ, Middleton B, Murphy PJ, Parry BL, Revell VL. Measuring melatonin in humans. J Clin Sleep Med. 2008 Feb 15;4(1):66-9. PMID: 18350967; PMCID: PMC2276833.

Cleveland Clinic -melatonin

ウェルミルの唾液テストステロン・コルチゾール・メラトニン検査

ウェルミルでは、遊離テストステロン・コルチゾール・メラトニンを唾液検査で簡単に測定することができます。検査結果は検体を受領してから通常約2週間以内に見ることができます。検査結果を基に、今後の生活や対策の方針を考えることに役立ちます。

唾液検査とは

唾液中の遊離テストステロンと血液中の総テストステロンの濃度、および、唾液中のコルチゾールと血液中のコルチゾールの濃度、唾液中のメラトニンと血液中のメラトニンには、相関が見られることが知られています。そのため、血液を採取せずとも、テストステロン値・コルチゾール値・メラトニン値をより簡単に測定することができます。
ウェルミルの唾液検査は、スポンジを口に含むだけで検体を採取することができます。従来の唾液採取キットのように、長い時間をかけて容器に唾液を集める必要はありません。

検査の流れ

  1. 唾液採取・返送:自己採取キットで唾液を採取し、返送用レターパックで返送してください。
  2. 検査:検体を受領後、 唾液中の遊離テストステロン・コルチゾール・メラトニン値を測定します。
  3. 結果の送付:検査結果はご登録のメールアドレスにPDFとして送付します。

※検査結果は診断ではありません。
検査結果数値はプレチェックとしてご利用いただき、体調に不安などがある場合は、かかりつけの病院など医療機関を受診するようお願いいたします。

株式会社リプロセル(運営会社)について

iPS細胞ビジネスのトップランナーとして

株式会社リプロセルは、2003年に京都大学・東京大学発の再生医療ベンチャーとして設立されました。 2013年にはJASDAQ へ上場し、現在日本・アメリカ・イギリス・インドに拠点を有し、グローバルにビジネスを展開しています。

リプロセルは創業以来、先駆的にiPS細胞の事業化を進めています。2007年に京都大学の山中教授が、世界で初めてヒトiPS細胞を作製した実験でも、当社の培養液が使用されました。また2009年には、世界初のiPS 細胞製品としてiPS心筋細胞の販売を開始しました。
2024年現在、当社の製品は、世界中で9,000件以上の論文に引用されています。そして2016年より、本格的に再生医療分野に進出し、3つの再生医療製品の研究開発も進めております。

リプロセルは、今後ともiPS細胞ビジネスのトップランナーとして再生医療・医学・バイオ技術の発展に貢献すべく、挑戦を続けてまいります。