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iPS細胞 再生医療等製品受託サービス
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再生医療等製品受託サービス概要
リプロセルは、日本、米国、欧州の3拠点にあるグループ会社のノウハウを活用して、各国の規制(日本(PMDA)、米国(FDA)、欧州(EMA))に対応した再生医療等製品を一貫して受託製造します。iPS細胞由来の再生医療等製品の製造では、ドナーの探索から分化細胞の製造まで、多くの工程が必要となりますが、リプロセルでは、下記のすべてのプロセスを規制対応した基準で実施します。 (1)RNAリプログラミング法を用いたiPS細胞のシードストック (2)CRISPR/Cas9によるゲノム編集 (3)マスターセルバンクの作製 (4)再生医療等製品の製造
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(1) 再生医療用iPS細胞のシードストック
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線維芽細胞 |
iPS細胞 |
現在提供可能な臨床用iPS細胞株
樹立方法 | 由来細胞 | ドナー情報 | その他 |
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mRNA法 | 線維芽細胞 | 性別:女性 人種:Caucasian 年齢:23歳 | 同一ドナー由来の4株を樹立 |
mRNA法 | 線維芽細胞 | 性別:女性 人種:Caucasian 年齢:22歳 | 同一ドナー由来の5株を樹立 |
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(2) CRISPR/Cas9によるゲノム編集(オプション)
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概要
HLA(Class I & II)の発現抑制
B2M遺伝子とCIITA遺伝子をダブルノックアウトしたiPS細胞株で、HLAの発現量をフローサイトメトリーで測定しました。Class I の発現は、iPS細胞での発現量を親株と比較しました(左図:抗HLA-ABC抗体使用)。Class IIの発現は、分化後の細胞で発現制御が起こるため、iPS細胞から分化誘導したマクロファージで比較しています(右図:抗HLA-DR抗体使用)。どちらのClassのHLAもB2M/CIITAノックアウト株では、発現が抑えられています。これらの結果から、免疫拒絶反応を抑えることを目的としたiPS細胞の作製が、ゲノム編集技術によって可能であることが示されました。 その他の遺伝子編集も実施いたしますので、ご要望がありましたら、お問い合わせ下さい。
※東京都医学総合研究所 原孝彦先生からご提供
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(3) マスターセルバンクの作製
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(4) 再生医療等製品(分化細胞)の製造
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iPS細胞由来分化細胞の例
神経細胞 |
肝細胞 |
造血前駆細胞 |
小腸上皮細胞 |
グリア細胞 |