
リプロセルは、2003年、京都大学・東京大学の研究室から生まれた大学発バイオベンチャー企業です。
我々は、2006年、京都大学でiPS細胞が誕生した直後からその無限の可能性に着目し、iPS細胞事業を世界に先駆けて立ち上げ、共に成長を続けてきました。私たちは今、難病やがんに対する新たな治療法の確立に向け、事業を加速しております。
リプロセルの特徴及び成長戦略を以下にまとめます。
安定と成長を両立する「3つの柱」
当社の経営の特徴は、新薬開発だけに頼らない、バランスの取れた3つの事業構造にあります。
①世界の最先端研究を支え、会社の安定収益を生み出す「研究支援」。
②医薬品レベルの高品質な細胞を作り出す「細胞製造」。
③そして、会社の将来を飛躍させる「再生医療製品(新薬)の開発」。
これら3つの柱が支え合うことで、経営基盤を安定させ、技術シナジーを生み出しています。
実用化が迫る、難病・がん治療薬
現在、成長の核となる新薬開発においては、4つの主要プロジェクトが進んでいます。
特に、運動機能が失われていく難病・脊髄小脳変性症の治療薬「ステムカイマル」は、日本と台湾で国の承認を申請するための準備段階に入っております。また、がん領域においても、慶應義塾大学、京都大学などと協力し、ご自身の免疫細胞でがんを攻撃する2つの新しい治療法の開発を進めております。
世界No.1の再生医療プラットフォーム企業を目指して
これらの開発を支えているのは、日米欧に広がる製造拠点と、ウイルスを使わずに安全なiPS細胞を作る当社独自の技術力です。
再生医療は今後、世界で50兆円規模にまで拡大すると予測されています。私たちは、iPS細胞の最先端技術により世界市場をリードし、治療を待つ世界中の患者様に、希望をお届けしてまいります。
リプロセルは、今後もiPS細胞ビジネスのトップランナーとして再生医療、医学・バイオ技術の発展に貢献すべく、挑戦を続けてまいります。

Global