
個人由来iPS細胞樹立・薬剤スクリーニング・エクソソーム製造
最先端の医療をiPS細胞技術でサポート
当社は、研究機関で培った技術を応用し、クリニックの先生方からのご相談に対応する「個人由来iPS細胞」の総合受託サービスを提供しています。 患者様由来のiPS細胞の樹立から、分化誘導、品質評価、凍結保管までを一貫してサポートします。さらに、再生医療研究の知見を活かした薬剤スクリーニング支援や、高純度なエクソソーム精製など、次世代医療を見据えた応用的なニーズにも柔軟に対応いたします。
中でも、患者様ご本人(自家)の細胞を用いたiPS細胞樹立受託サービスは当社の中核事業です。尿、歯髄細胞、線維芽細胞など多様な検体に対応し、確立されたプロトコルにより、高い再現性と品質基準を満たすiPS細胞を安定的にご提供します。高度な培養設備や専門技術者を自院で抱えることなく、iPS細胞を活用した先進的な医療サービスの選択肢を患者様へ提示可能です。未来の医療を見据えたクリニック運営を、確かな技術基盤で支援します。
サービス概要
個人由来iPS細胞の活用・3つの応用スキーム

1. 将来の医療に向けたバイオバンキング(再生医療への備え)
個人由来のiPS細胞をあらかじめ樹立・保管しておくことは、将来的な医療の選択肢を広げる上で意義深い取り組みです。自家iPS細胞は本人の細胞から作製されるため、将来の移植応用等において、免疫拒絶反応のリスク低減が期待されています。また、疾患罹患前や若年時に細胞を採取・樹立することで、加齢や環境要因の影響が少ない状態の細胞を保存することが可能です。 再生医療技術は日々進歩しており、現在は研究段階にある治療法が、将来的に標準的な選択肢となる可能性があります。その際、高品質な本人由来iPS細胞が確保されていれば、迅速な医療提供への移行がスムーズになります。個人由来iPS細胞の樹立は、患者様の未来に対する「生物学的資産の確保」といえます。
参考サイト:パーソナルiPSサービス
2. 薬剤スクリーニング支援(個別化医療の深化)
患者様由来のiPS細胞を用いた薬剤スクリーニングは、プレシジョン・メディシン(個別化医療)の実現に向けた重要なアプローチです。患者様の遺伝的背景を持つiPS細胞から目的の細胞(心筋、神経等)を作製し、薬剤への反応性を評価することで、生体に近い条件下でのデータ取得が可能となります。 これにより、画一的なプロトコルによる投薬ではなく、患者様個々の体質に適した薬剤選択の補助情報が得られます。また、疾患特異的iPS細胞を用いた「疾患モデル」において治療候補薬を比較検討することは、治療効果の最大化と副作用リスクの最小化を目指す上で、医師の治療方針決定を強力にサポートします。

3. 高品質エクソソーム製造受託
iPS細胞は、幹細胞由来エクソソーム製造における安定的な細胞ソースとしても注目されています。 当社では、iPS細胞そのものからの回収に加え、間葉系幹細胞(MSC)等へ分化誘導した後にエクソソームを回収するプロセスにも対応。由来細胞の機能特性を反映した、均質かつ高純度なエクソソームの製造受託が可能です。 ドナーのばらつきを最小限に抑え、ロット間差の少ない安定供給を実現する当社の製造技術は、研究および自由診療下での応用を目指す先生方のニーズにお応えします。

参考サイト:iPSエクソソーム
サービス導入の流れ
- ステップ1.お問い合わせ・技術相談
- ステップ2.ご契約・同意取得
- ステップ3.検体の採取(クリニック様にて実施)
- ステップ4.検体の輸送(専用容器にて回収)
- ステップ5.iPS細胞の樹立・品質試験(当社施設)
- ステップ6.各種加工・保管サービスの実施
- ステップ7.結果・レポートの報告
リプロセル社の実績
・RNAリプログラミング法による「臨床グレード」を見据えた品質
ウイルスベクターを使用せず、遺伝子を傷つけにくい「RNAリプログラミング法」を採用。安全性を重視した高品質なiPS細胞樹立を実現しています。当社の臨床用iPS細胞株製造技術は、米国FDAのドラッグマスターファイル(DMF)にも登録されており、世界基準の品質管理体制を構築しています。
・iPS細胞ビジネスのパイオニア
山中教授による報告された世界初のヒトiPS細胞作製の論部にて当社の培地製品が使用された実績を持ちます。受託サービスにおいても累計100件以上の実績を有し、多くの研究機関・医療機関様より信頼をいただいております。
・上場企業としての信頼性と継続性
2003年のJASDAQ上場以来、20年以上にわたりバイオベンチャーとして事業を継続。現在は東京証券取引所グロース市場に上場しており、長期的な細胞保管・管理を委託するパートナーとして、強固な経営基盤を有しています。
よくあるご質問(FAQ)
患者由来のiPS細胞を樹立するために必要なサンプルは?
尿、歯髄細胞、線維芽細胞から樹立可能です。
iPS細胞の樹立方法は?
ゲノムへのインテグレーションが起こらないRNA法を用いています。
どのような細胞種に分化できますか?
各種の神経細胞、小腸上皮細胞、心筋細胞、肝細胞等への分化誘導実績を有します。
Global