Gameto社より、当社の臨床グレードの iPS 細胞を用いた実証研究の成果が配信されました
2024.05.09
GENERAL
本研究は、iPS細胞を用いたアプローチが、体外受精の成績を向上させることができることを実証した初めての研究です。
Gameto Inc.社(米国ニューヨーク州、以下 Gameto 社)のアプローチは、女性ドナーから製造された臨床グレードの iPS 細胞から、高純度な卵巣支持細胞を作製し、未成熟卵と共培養をおこなうことにより、卵胞環境をディッシュ内で再現することを目指しています。既にヒトの未成熟卵と卵巣支持細胞を共培養することで、卵の成熟率と正倍数性胚の形成率が高くなることを発表していました。今回の研究では、当社の臨床グレードのiPS細胞を用いて、さらに実証したプロセスを発表しています。
Gameto社は現在、米国FDAの第3相試験開始申請のための準備を進めています。
当社とGameto社は、当社の臨床グレードのiPS細胞 (StemRNA™Clinical Seed iPSC)の提供及び、iPS 細胞を活用した開発、応用を行うための非独占的権利を付与する契約を締結しております。
本研究に関する詳細は、下記リリースをご参照ください。
