Dopaminergic neurons


ドーパミン作動性神経細胞


◆特徴

ドーパミン作動性神経細胞は、神経伝達物質としてドーパミンを産生する神経細胞で、中脳の黒質や腹側被蓋野から線条体および大脳皮質への投射が代表的です。特に、ドーパミン神経系は、運動機能や認知機能に関与しています。 パーキンソン病では、黒質のドーパミン作動性神経細胞の変性および脱落が知られていて、運動機能に障害が生じます。その他に、ドーパミン神経系は、統合失調症等の精神疾患に関与していることが示唆されていて、向精神薬の標的としても注目されています。


◆免疫染色

ドーパミン神経マーカー