iPS細胞について

iPS細胞について

ヒトのiPS細胞は、2007年に京都大学の山中伸弥教授によって、初めて樹立されました。 その功績が称えられ、山中教授は2012年にノーベル生理学・医学賞を受賞されています。
 iPS細胞は、培養器内で大量に増やすことが可能であり、心筋、神経、肝臓、血液など様々な細胞に分化する能力を持っています。
 現在は新薬候補物質の探索や薬効評価ツールとして利用されており、今後は再生医療への応用に大きな期待が寄せられています。
ヒトiPS細胞のコロニー

iPS細胞の特長

  ・あらゆる細胞に分化(変化)することが可能である。

  ・高い増殖性を有している。

  ・患者本人の細胞から人工的に作製する。
   =免疫拒絶や倫理上の問題をクリア。

    ⇒ 再生医療の活用へ

    再生医療への活用イメージ

    iPS細胞を使ったビジネス

    研究試薬

    万能細胞の研究開発を、試薬の製造販売を通して支援

    iPS細胞向けを中心として、研究時に用いる研究試薬の製造販売を行っています。培養液、剥離液、凍結保存液、コーティング剤、抗体などがあり、それぞれ細胞の種類、培養方法、測定方法といった条件別に異なる製品を取り揃えています。またヒトiPS細胞を識別するマーカーについても同様に多種類販売しています。

    対象顧客:大学などの公的研究機関、製薬企業などの民間研究機関

    創薬応用

    新薬の開発時、薬効や毒性の検査を効率的に

    リプロセルでは、iPS細胞から作製した、神経細胞、心筋細胞、肝細胞、アルツハイマー病モデル細胞などを、創薬スクリーニング用に作製・販売しています。製薬企業が新薬開発を行う際に、候補化合物の薬効評価や毒性評価を効率的に実施できるようになり、また動物実験を大幅に削減できることへの期待もあります。

    対象顧客:大学などの公的研究機関、製薬企業などの民間研究機関

    リプロセルが取り組む創薬応用の詳細へ

    テーラーメイド医療

    患者一人ひとりに合った医療を実現するために

    皮膚や血液などから作製したiPS細胞を、当人の病態診断や医薬品の適合判断に利用できるよう研究が進められているのが、テーラーメイド医療です。iPS細胞技術によって、病態モデル細胞を作製することができれば、患者一人ひとりに最適な薬剤や処方量を選択できるようになると期待されています。

    対象顧客:患者・病院など

    再生医療

    ドナーに依存しない、次世代の再生医療へ

    再生医療で移植用に使われるヒト細胞の供給は、これまでドナーに依存しており、その不足が課題でした。その解決策として、現在iPS細胞から神経細胞、心筋細胞、肝細胞など様々な細胞を作製して、患者に移植する技術の研究開発が進行中。ドナーに依存しない再生医療の実現へ、期待が高まっています。

    対象顧客:患者・病院など

    研究・新薬開発から再生医療へ
    iPS細胞の活用領域とともに
    リプロセルの事業ドメインも広がっていきます。