※本製品は、東京工業大学生命理工学院粂昭苑教授から技術移管を受け、共同で開発した製品です。
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Point 1 代謝酵素、トランスポーター、腸管上皮細胞マーカー遺伝子を高発現
代謝酵素・トランスポーター・腸管上皮細胞のマーカーを含む88種類の関連遺伝子の発現量を確認しています。モデル細胞として使用されているCaCo-2細胞では代謝酵素の発現が低いことが課題でしたが、StemRNA Enteroでは各種の代謝酵素が高発現しています。(ヒト小腸の発現量を1としています。n=3, 平均値+標準偏差)
代謝酵素・トランスポーター・腸管上皮細胞のマーカーを含む88種類の関連遺伝子の発現量を確認しています。モデル細胞として使用されているCaCo-2細胞では代謝酵素の発現が低いことが課題でしたが、StemRNA Enteroでは各種の代謝酵素が高発現しています。(ヒト小腸の発現量を1としています。n=3, 平均値+標準偏差)
(1) 代謝酵素
(3) 腸管上皮細胞関連マーカー
FOX17、CDX2の発現(免疫染色)
(2) トランスポーター
FOX17、CDX2の発現(免疫染色)
内胚葉マーカであるFOX17、腸管上皮細胞マーカーであるCDX2の発現が確認されています。
Point 2 機能的な透過能とバリア能
Rhodamine123透過試験
Rhodamin123の透過試験により、細胞極性が維持された機能的な透過能を保有していることを確認しました。
インサート(Vitrigel)にStemRNA Enteroを播種後、P-gpの基質であるRhodamine123を添加し、細胞のApical側とBasalateral側の濃度を測定しました。(n=3, 平均値+標準偏差)
バリア能
Rhodamin123の透過試験により、細胞極性が維持された機能的な透過能を保有していることを確認しました。
透過率 |
インサート培養 |
小腸上皮の模式図 |
バリア能
培養されたStemRNA Enteroは十分なバリア能を有しており、機能的な透過能と合わせて、生体に近い条件での評価が可能です。
TEER値:496 Ω・cm2(n=2)
※播種13日後にMillicell ERS-2抵抗値測定システム(MERS00002)を用いて測定。
Point 3 RNA法によるウイルスフリーのRNA-iPS細胞から作製
当社は、ウイルスベクターを使用しないRNA法でiPS細胞を樹立しています。RNA法により安全で高品質なiPS細胞を作製し、StemRNA Enteroのソース細胞として使用しています。ウイルスフリーの細胞であるため、各施設への導入が容易です。
当社のiPS細胞樹立技術(RNA法)につきましては、iPS細胞樹立サービスをご覧ください。
当社は、ウイルスベクターを使用しないRNA法でiPS細胞を樹立しています。RNA法により安全で高品質なiPS細胞を作製し、StemRNA Enteroのソース細胞として使用しています。ウイルスフリーの細胞であるため、各施設への導入が容易です。
当社のiPS細胞樹立技術(RNA法)につきましては、iPS細胞樹立サービスをご覧ください。
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品番 |
製品名 |
詳細 |
希望小売価格 |
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RCDE001N | StemRNA Entero | ●ヒトiPS細胞由来腸管上皮細胞 (3.6×106 cells: 24 well insertに播種可能) ●Thawing Medium (80 mL) |
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※StemRNA Enteroの培養には、関東化学より販売の下記の培地をご使用ください。
品番:08374-67
品名:ciKIC® IEC Maturation Medium(製品サイトはこちら)