当社は、2024年1月から、インターサイエンス社の機器の販売を開始いたしました。
インターサイエンス社は、1979年の創業以来、微生物学検査で使用される各種の機器の開発と製造を行っています。近年、病院や研究室、クリーンルーム内の環境モニタリングの重要性が増しており、微生物学検査やそのデータの追跡可能性が注目されています。
当社の営業メンバーは製品の販売開始に備え、インターサイエンス社のオフィスを訪問して、各種機器を取り扱うためのトレーニングを行ってまいりました。
今回は、その様子をご紹介いたします。
リプロセルの営業メンバーの普段の活動を知っていただければと思います。
インターサイエンス社、微生物学検査の主要工程(サンプルの前処理、サンプルの塗抹、コロニーのカウント)に対応する機器をラインアップしています。
当日は、各種の機器の紹介を座学にて受け、その後に、オフィスに設置されている機器を実際に動かしながらの説明をいただきました。
食品に対する食品検査において、前処理では、検査物を細かく砕く必要があります。この工程では、ホモジナイザーが用いられます。ホモジナイザーの内部では金属の板が、自動的に前後して物理的な力を加え、検査物を細かく砕きます。
実際に稼働をしているところを見学して、非常に音が静かで、また使用後の掃除が簡単なことが理解できました。
また、微生物検査の最後の工程では、微生物(細菌)の数を数えることで結果を評価します。細菌は、少数では観察することができないので、培養し数を増やしてコロニーを形成させてから計測します。このコロニーを計測では、コロニーカウンターが用いられます。インターサイエンス社では、手動のコロニーカウンターから自動のコロニーカウンターまで、多様なユーザーのニーズに対応する機器を製造しています。
我々は、自動コロニーカウンターの使用方法の説明を受け、ソフトウェアが直感的で誰でも容易に使用できることを体感しました。この特徴により、インターサイエンス社の自動コロニーカウンターは、ユーザーからの評価が高く、世界一のシェアを有しています。 これらの機器は、再生医療分野での使用が期待されており、当社での販売を促進していきます。