クロスマッチ検査
検査リスト・価格
品番 | 検査名 | 希望小売価格(税抜) |
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RCCE021 | フローサイトクロスマッチ検査(FCXM) | お問い合わせ下さい |
検査要項
検体 | フローサイトクロスマッチ:レシピエント全血 2 mL/ドナー 全血 10 mL |
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送付方法 | リプロセルから専用搬送資材をお送りしますので、検査のご依頼前にお申し付けください |
所要日数 | フローサイトクロスマッチ:約3-5日 |
備考 | 受託可能日:火〜土曜日 予約検査:ご依頼の際は予めご連絡を下さい。 |
フローサイトクロスマッチ
【特徴】
- 血清学的検査よりも高感度に抗体を検出し、補体非依存性抗体検出を可能とします。
- T細胞及びB細胞にGatingし、得られたMean値についてご報告致します。
- 抗HLA抗体スクリーニング検査や抗HLA抗体シングル抗原同定検査とで、より確度の高いデータが得られます。
- 高度なフローサイトメトリー技術と経験豊富なスタッフにより高い精度管理を実現しています。
ドナーリンパ球とレシピエント血清を反応させ、これに抗ヒトIgG抗体を蛍光染色させることで、フローサイトメトリーを用いてドナー特異抗体(抗リンパ球抗体)を陽性反応として検出します。
臓器移植において、レシピエントがドナー特異抗体をもっていると、Antibody mediated rejectionにより免疫療法によるコントロールが困難とされています。移植前に、レシピエント中のドナー特異的抗体の有無を解析することで、このようなリスクを回避することにつながると考えられています。
データ
検査結果例(T細胞Gating)
ControlとSampleのT細胞及びB細胞にをGatingし、得られたMean値についてご報告致します。
報告書サンプル
移植検査へのこだわり
リプロセルでは、臓器移植で必要とされる「HLAタイピング」、「抗HLA抗体検査」、「フローサイトクロスマッチ検査」の全てを行っております。同一患者様の全ての検査をまとめて行うことにより整合性のとれた確度の高いデータを提供することが可能になります。
高感度検査へのこだわり
移植治療においてレシピエントに抗HLA抗体/ドナー特異的抗体が存在すると免疫拒絶に繋がる可能性が高いため、微量の抗体を高感度で検出することが重要と考えられています。また、造血幹細胞移植においても、再発を予見するための微小残存病変の高感度モニタリングが求められています。
リプロセルでは、LCT法(細胞障害性試験)やELISA法よりも遥かに高感度な特性を示すフローサイトメトリー法およびルミネックス法を採用し、最も高感度な検査を提供してまいります。
精度管理へのこだわり
リプロセルでは、FCMの精度管理として、特定の蛍光標識MoABを用いた際に、規定蛍光強度が検出されるよう初期設定を行っており、各蛍光ごとに分子量の異なる既知ビーズを用いることで厳格な精度管理を行っております。また、臨床検査技師などの有資格者が検査を実施しており、日本組織適合性学会のQCワークショップに参加するなど外部精度管理にも力を入れております。