新年、明けましておめでとうございます。

リプロセルは、2003年、東大・京大発の大学発ベンチャーとしてスタートし、今年２月で設立20周年となります。これも皆様の多大なるご支援の賜物と、心より御礼申し上げます。

昨年は、多くの事業で様々な進展がありました。脊髄小脳変性症を対象とした再生医療製品ステムカイマルでは、日本における第II相臨床試験を2022年5月に無事に完了することができました。患者様へ１日でも早く届けられるよう、今後とも準備を進めてまいります。

iPS細胞による再生医療に関しては、昨年、ALSを対象としたiPS神経グリア細胞のプロジェクトが、AMED公募事業に採択されました。今後、早期の臨床試験の開始に向け、研究開発を加速してまいります。

また、臨床用iPS細胞では、2022年10月に、カリフォルニア州再生医療機構とIndustry Alliance Programに関する契約を締結いたしました。今後、同機構を通じて、当社の臨床用iPS細胞を提供してまいります。

創業20周年を迎え、リプロセルは再生医療企業へと大きく変わってまいります。引き続き、ご支援を賜わりますよう、よろしくお願い申し上げます。

最後に、皆様におかれましても、幸多き一年になりますよう役職員一同祈念しております。

株式会社リプロセル 
代表取締役社長    
横山　周史