小島教授(横浜市立大学)との共著論文が生物工学論文賞を受賞しました

2024.06.28 GENERAL 

小島教授(横浜市立大学)のグループと当社研究員が執筆した論文が、日本生物工学会から授与される生物工学論文賞を受賞しました。受賞論文では、独自のスフェロイド形成法によるヒトiPS細胞由来の肝細胞様細胞の安定した三次元培養を行い、肝細胞様細胞の機能を評価しています。その結果から、三次元培養法は二次元培養法と比較して、代謝酵素の発現および活性を増加させる手法であることを報告しています。
小島教授と当社は、平成29年度に採択されたAMEDのグラント「再生医療の産業化に向けた評価基盤技術開発事業(再生医療技術を応用した創薬支援基盤技術の開発)」において共同研究を行っており、受賞論文には本グラントで実施した研究内容が含まれています。

生物工学論文賞および受賞論文の詳細は下記のサイトより、ご確認ください。

生物工学論文賞URL:https://www.sbj.or.jp/awards/awards_paper_award_recipients2024.html

※日本生物工学会は、生物工学の進歩に寄与した論文に対し、生物工学論文賞を授与しています。前年に発行された学会誌(生物工学会誌及びJournal of Bioscience and Bioengineering)に、原報文(Regular paper))として発表されたものが対象になります。(引用:https://www.sbj.or.jp/awards/awards_paper_award.html)